経営戦略の鍵
セレンディピティ2008年01月11日人事を尽くして天命を待つ、と言う言葉があります。 勝負は時の運などといった表現もあり、運や偶然はアンコントローラブルなもの、という理解が常識と考えられます。 しかし、正確にはそうではなく、運や偶然を「迎えにいく」心構えが必要だという説があります。 ノーベル賞受賞者が失敗など偶然の産物から大発見をしたというケースも多く、「偶然と察知力で思いがけない発見をする才能＝セレンディピティ」を育てることの重要性が注目されつつあります。 他のトピックでも重なる内容のことを述べていますが、私は①考えられる限りのベストを尽くすこと②日常的に利害関係者その他との良好なコミュニケーションを行うこと③新しいコトやモノ、そして新しい人脈形成への好奇心を保つこと を心がければ、結果的に偶然も作用して8割がた問題が解決できる、ということを経験的に感じております。 運や偶然は、待つだけでは決して訪れないと思います。できるだけ受け皿を大きくしておく作業を怠らず、その受け皿をあちこちに向けて振り回す努力を続ける、というイメージでしょうか。 キーワード>偶然 幸運 才能 |
