事業再生への「道」

デルタ経営コンサルティング
経営戦略の鍵

ゆでガエル


組織は、死すべき運命にあると考えます。自らも老化し、死すべき運命にある人間が造ったものですから、同じような軌跡を辿る運命にあると考えられます。

戦後50年以上が経ち、バブル崩壊を経て、昨今企業の不祥事が相次ぐのも不思議ではありません。戦後に生まれ成長した企業達が老化しているのです。それは、創業者の老化・老害とも無関係ではありませんが、組織そのものの新陳代謝や免疫機能が低下していることが主因と考えられます。
前例踏襲、官僚化、保守的な言動…誠に日常にあふれた現象です。「ゆでガエル」とは、カエルを熱いお湯に入れるとびっくりしてすぐに飛び出そうとするが、冷たい水から徐々に熱すると、水温の上昇に気付かずそのまま茹で上がってしまうという寓話です。
企業がこのような状況に陥るのは、不断の危機感がないためではないかと考えます。危機感のカタマリと言われるトヨタさんでさえ、伸び悩みされているようです。道は険しいですね。

キーワード>危機意識 隠蔽 保守的 前例踏襲

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